TOEFL Write an Emailの「的外れ」エラーを記録する方法

Eメールの的外れエラーは、すべての文を問題文の目的と照らし合わせて確認し、同じ原因を新しい問題で再テストして記録しましょう。

ポイントまとめ
  • 現在のTOEFL iBTのライティングセクションは、Build a Sentence、Write an Email、Write for an Academic Discussionで構成されています。
  • ETSはWrite an Emailを、依頼をする、情報を伝える、解決策を提案するといった目的で、学業上または社交上のEメールを書くタスクと説明しています。
  • ETSによると、このタスクでは明確に書くこと、話題から外れないこと、基本的な文章の約束事に従うことが測定されます。
  • 現在のライティングセクションは12問で、基本の所要時間は約23分とされています。
  • ETSは、テストが受験者に合わせて変化するため、試験時間や問題数が変わる場合があるとしています。

的外れエラーに独自のラベルが必要な理由

的外れエラーとは、文法的に正しく意味も通じるのに、Eメールの問題文が設定した目的の達成に役立っていない文があるときに起こるミスです。この区別が重要なのは、ETSがWrite an Emailで「話題から外れない力」を測定すると明言しているからです。出来の悪い解答をすべて文法の問題として分類してしまうと、動詞の修正に何時間も費やしても、「解答が求められた目的に一貫して応えていない」というより大きな問題は手つかずのまま残ります。

「的外れ」はETSの採点カテゴリーではなく、練習用のラベルとして扱いましょう。役に立つ問いはシンプルです。この文は、問題文が求めていることを読み手が理解したり、それに基づいて行動したりする助けになっているか?答えが「いいえ」なら、英語として正確であっても、その文は的外れのラベル候補です。

このような原因ベースのアプローチは、TOEFLの練習全般に役立ちます。たとえば、Aidoss AcademyのTake an Interviewの関連性エラーを記録する方法のガイドでは関連性の問題を他のスピーキングの問題と区別し、リーディングの文をまたぐエラーを記録する方法のガイドでは統合の問題を語彙や細部のミスと区別しています。ここでも同じ原則が当てはまります。次の練習でそこを狙えるよう、原因を十分に具体的に名づけましょう。

関連性を文法・構成・トーンと区別する

1つの文に複数の問題が含まれることもありますが、最初の見直しでは、その文がうまくいかない主な理由を特定しましょう。同じミスを何通りにも数えないよう、4つのラベルを使います。

ラベル 見直しの問い 典型的な根拠
的外れ その文は求められた目的に役立っているか? 興味深いが不要な背景、または新しい話題
文法 伝えたい内容は関連しているが、言語的に不正確ではないか? 時制、一致、冠詞、文の形の誤り
構成 関連する内容が、読み手が依頼を理解できる順序で並んでいるか? 読み手が依頼内容を知る前に理由が出てくる
Tone(トーン) 言葉遣いは状況や相手にふさわしいか? 関連する内容がくだけすぎ、またはぶっきらぼうに表現されている

たとえば、必修のグループミーティングが別の授業と重なっているため、コースコーディネーターにEメールを送り、その重なりを説明して別の日程を依頼する、という問題文があるとします。「I have always enjoyed group projects because they help students make friends」のような文は、文法的に正しく感じもよいのですが、日程の重なりを説明してもいなければ、依頼を前に進めてもいません。これを「文法」と分類すると、練習の方向を誤ってしまいます。「的外れ」と分類すれば、問題文に沿って書く力を鍛えるべきだとわかります。

問題文を「目的マップ」に変える

解答を見直す前に、問題文を2つか3つの「やるべきこと」にまとめましょう。問題文の細部をすべて書き写す必要はありません。Eメールで達成すべき行動だけを書きます。上の例なら、マップは次のようになります。日程の重なりを伝える、それが理解できるだけの背景を示す、別のミーティングの選択肢を依頼する。

次に、解答を1文ずつ読みます。それぞれの文を、マップ上のやるべきことのどれか1つに割り当てましょう。1つの文が複数の役割を担ってもかまいませんが、説明のつく目的があるべきです。マップと結びつけられない文があれば、それを削除するとEメールの有用性が下がるかどうかを考えます。削除しても重要なことが何も変わらないなら、その文はおそらく話題がずれています。

とはいえ、すべてのEメールを極端に短くするという修正のしすぎは避けましょう。理由、必要な条件、相手が返信しやすくなる詳細なども、関連する補足として含めてかまいません。目指すのは最小限の長さではなく、コントロールされた有用性です。どの文も、読み手が状況や求められている行動、あるいはその依頼が妥当である理由を理解する助けになっているべきです。

練習方法

C-A-R-Rエラー記録法を使い、Analyze(分析)ステップに集中しましょう。Eメールを書き終えたら、いきなり解答全体を書き直すのではなく、まずミスの繰り返される原因を特定します。

具体例:キャンパスのクラブの運営者にEメールを送り、予定されているオリエンテーションに参加できない理由を説明して、別の回があるかどうかを尋ねる、という問題文を考えてみましょう。解答は次のとおりです。「I joined the club because its events look interesting. Last semester I also joined a photography group. Unfortunately, my chemistry lab meets during the orientation. Could I attend another session?」診断のポイントになるのは、写真サークルの文です。意味は通じ文法的にも正しいのですが、現在の日程の重なりの説明にも、別の回の依頼にも役立っていません。これには的外れ:無関係な背景とマークします。化学の実験の文と依頼の文は、どちらも問題文の目的に役立っているので残します。

測定可能なアクション:新しいWrite an Emailの練習問題を6問解きましょう。各解答を書く前に、2つか3つのやるべきことからなる目的マップを作ります。書き終えたら、すべての文に、それが担っている役割をラベル付けします。明確な役割のない文は的外れエラーとして記録し、その原因(無関係な経緯、繰り返しの内容、不要な意見、新しい話題)をメモします。次のセットの目標は「もっと上手に書く」ではありません。「問題文の役割を持たない文を減らす」ことです。

C-A-R-Rは、1回の見直しを間隔を空けた検証へとつなげます。+1日、+3日、+7日、+14日後に、新しい問題で同じ原因を再テストしましょう。元の解答を暗記するのではなく、新しいEメールの状況を使います。的外れな文が出続けるなら、原因のメモを確認してください。「無関係な経緯」が繰り返されている場合と、「不要な意見」が繰り返されている場合とでは、必要な練習が異なります。ラベルは、次に書くときの習慣から何を取り除くべきかを教えてくれるはずです。

ミスのパターンが改善しているかを見極める

同じ目的のコントロールが新しい問題でも発揮できるようになったとき、上達は目に見えるようになります。最終的なEメールが気に入ったかどうかだけでなく、問題文の役割に割り当てられない文の数を記録しましょう。慣れた1つのテーマできれいな解答が書けても、根拠としては弱いものです。新しい問題をいくつか解いて、割り当てられない文が減っていれば、習慣が変わりつつあるというより強い根拠になります。

見かけだけの上達にも注意しましょう。解答が短くなりすぎて状況を説明できなくなった結果、的外れの数が減ったのであれば、1つの問題を別の問題に置き換えただけです。見直しの間は目的マップを目に見えるところに置き、読み手が行動できるだけの情報で、必要なやるべきことがすべてカバーされているかを確認しましょう。関連性とは、余分な言葉を避けることだけでなく、目的全体に応えることです。

どのエラーの種類から取り組むべきか迷ったら、無料のTOEFL Readiness Checkで出発点を見つけましょう。そのうえで、各練習セッションに測定可能な課題が1つだけになるよう、Eメールのミス記録の範囲を絞っておきます。

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よくある質問

的外れな文は、必ず文法的に誤っているのですか?

いいえ。文法的に正しくても、Eメールで求められた目的に役立っていない文はあり得ます。修正が原因に合ったものになるよう、関連性と文法は分けて記録しましょう。

ETSは「的外れエラー」を公式の採点カテゴリーとして使っていますか?

いいえ。「的外れエラー」は、Write an Emailで話題から外れない力を測定するという、ETSの現在の説明を練習に落とし込むためにここで使っているラベルです。見直しに役立てるためのもので、公式の採点基準のラベルと混同しないでください。

問題文の「やるべきこと」はいくつ記録すればよいですか?

練習では、通常2つか3つで十分です。正確な数は、それぞれの問題文から決めましょう。大切なのは、求められている目的を短い見直し用マップに変えることであり、すべてのEメールに決まったテンプレートを当てはめることではありません。

C-A-R-Rの再テストのたびに、同じEメールを書き直すべきですか?

いいえ。+1日、+3日、+7日、+14日後には新しい問題を使いましょう。そうすることで、修正した1つの解答を覚えているかどうかではなく、目的のコントロールが新しい状況でも発揮できるかどうかを確かめられます。

出典:ETS TOEFL iBT Writing Section、ETS TOEFL iBT Test Content and Structure。

今日から、学習の道筋をはっきりさせましょう。

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